「住宅ローンを比較すると、事務手数料が高い銀行と保証料が必要な銀行があります。結局どちらがお得ですか?」
結論
事務手数料型と保証料型は、名前だけではどちらがお得か判断できません。
比較するべきなのは、
金利
+事務手数料
+保証料
+団信
+返済期間
+繰上返済・早期完済時の扱い
まで含めた総負担額です。
住宅ローンの事務手数料とは?
住宅ローンを借りる際に、金融機関へ支払う手数料です。
商品によって、
定額型。
借入額に一定割合を掛けるタイプ。
などがあります。
借入額に連動するタイプなら?
例えば、
借入額3,500万円。
事務手数料2.2%。
なら、
77万円
になります。
※単純な説明例です。実際の商品条件・税込表記等は金融機関で確認してください。
借入額が大きくなるほど手数料も増えるタイプがあります。
保証料とは?
住宅ローンの保証会社を利用する商品では、保証料が必要になる場合があります。
支払方法も、
借入時にまとめて支払う。
金利へ上乗せする。
など、商品によって異なります。
保証料=返済できなくても大丈夫?
ここは誤解しやすいところです。
保証会社が金融機関へ返済したからといって、
住宅ローン債務そのものが自動的になくなるわけではありません。
借りる人を返済義務から解放するための保険とは違います。
事務手数料型と保証料型はどう比較する?
例えば、
A銀行
→ 金利は低い
→ 事務手数料が高い
B銀行
→ 金利は少し高い
→ 保証料方式
という場合。
金利だけではなく、
借入時+返済期間中の総負担
で比較します。
早期返済する人は特に確認
35年で借りても、
15年・20年程度で大きく繰上返済する可能性がある家庭もあります。
この場合、
保証料の返戻がある商品なのか。
事務手数料は戻らないのか。
などによって結果が変わる可能性があります。
「初期費用が安い」だけでも決めない
住宅ローン契約時の費用が少なくても、
金利が高い。
↓
長期間では総返済額が増える。
ということもあります。
反対に初期費用が高くても、長期間の総負担では有利になるケースもあります。
借入期間によっても変わる
35年間借りる人。
10〜15年程度で大きく繰上返済する人。
では、有利な住宅ローンが同じとは限りません。
比較表を作る
金融機関ごとに、
| 比較項目 | A銀行 | B銀行 |
| 金利 | ○ | ○ |
| 月返済 | ○ | ○ |
| 事務手数料 | ○ | ○ |
| 保証料 | ○ | ○ |
| 団信上乗せ | ○ | ○ |
| その他費用 | ○ | ○ |
| 総負担額 | ○ | ○ |
まで並べると分かりやすくなります。
チェックポイント
- 金利だけで比較していないか
- 事務手数料を確認したか
- 保証料を確認したか
- 保証料の支払方法を確認したか
- 団信の上乗せを確認したか
- 繰上返済を考えたか
- 早期完済時の扱いを確認したか
- 総負担額を比較したか
まとめ
事務手数料型と保証料型は、
「どちらが安い?」だけでは判断できません。
金融機関には、
「金利はいくらですか?」ではなく、「事務手数料・保証料・団信まで含めて、予定する返済期間で総額いくらになりますか?」
と聞く。
住宅ローンは、金利だけでなく「借りるためにかかるお金」まで含めて比較する。
これがポイントです。
















