「エアコンは高いので、できるだけ長く使いたいです。何をすれば長持ちしますか?」
エアコンを長く快適に使うために大切なのは、
特別なことより、日頃の掃除と正しい使い方です。
特に、
フィルター
+室内機
+室外機
+異常の早期発見
を意識します。
① フィルターを放置しない
まず基本になるのが、
エアコンフィルターの清掃
です。
フィルターにホコリがたまると、空気を吸い込みにくくなります。
掃除頻度は機種によって違う
「必ず2週間に1回」など一律に決めるのではなく、
メーカー。
機種。
使用頻度。
自動掃除機能。
などに合わせて取扱説明書を確認します。
自動掃除機能があれば何もしなくていい?
これも違います。
自動掃除機能が付いていても、
ダストボックス。
フィルター。
その他の部分。
など、手入れが必要な機種があります。
② 室内機の吸込口・吹出口をふさがない
エアコンの前に、
大型家具。
背の高い収納。
カーテン。
などがあると、空気の流れを妨げる場合があります。
③ 室外機の前をふさがない
意外と重要なのが、
室外機です。
室外機の周辺に、
物置。
植木。
荷物。
などを置き、吸込・吹出口をふさがないようにします。
室外機を囲いすぎない
見た目が気になるから、
室外機カバーで完全に囲う。
という場合も注意します。
放熱・吸排気を妨げない商品・設置方法か確認します。
④ 室外機周辺の落ち葉を確認
庭木が近いと、
落ち葉。
草。
ゴミ。
などが室外機周辺にたまることがあります。
定期的に確認します。
⑤ 無理な設定温度にし続けない
住宅性能や外気条件に対して極端な設定で長時間運転すれば、エアコンの負荷が大きくなる場合があります。
適切な温度設定で使います。
こまめにON・OFFした方がいい?
これは、
外気温。
住宅性能。
運転時間。
エアコンの制御。
などによって変わります。
「必ずつけっぱなしが安い」
「必ずこまめに消す方が安い」
と一律には言えません。
高性能住宅では使い方も変わる
高断熱・高気密住宅では、室温が安定しやすくなります。
そのため、
短時間で極端に冷暖房。
↓
停止。
を繰り返すより、住宅性能に合わせた運転方法を住宅会社へ確認します。
⑥ エアコンを大きくしすぎない
新築時に、
「大きい方が安心」
と必要以上に大容量のエアコンを選ばないことも重要です。
畳数表示だけで決めない
20帖LDK。
↓
20帖用以上。
と単純に決めるのではなく、
断熱性能。
気密性能。
窓性能。
日射。
地域。
などを考えます。
冷暖房負荷を確認
住宅会社へ、
この家に本当に必要なエアコン能力はどのくらい?
と確認します。
適切な容量を選ぶことが、快適性・省エネ・設備費のバランスにつながります。
⑦ 水漏れを放置しない
室内機から、
水が垂れる。
壁が濡れる。
という場合。
ドレンなどに問題がある可能性があります。
早めに確認します。
⑧ 異音を放置しない
今までしなかった、
大きな音。
振動。
異常音。
などが続く場合は、メーカー・専門業者へ相談します。
⑨ ニオイも確認
強いニオイが続く場合は、
フィルター。
内部。
ドレン。
などの状態を確認します。
自分で分解しすぎない
内部が汚れているから、
自分で分解。
電装部分まで清掃。
という作業は故障や事故につながる可能性があります。
エアコンクリーニングは?
必要に応じて専門業者へ依頼する方法があります。
ただし、
毎年必ず専門クリーニングが必要。
とは限りません。
使用状況・汚れ・メーカー案内を確認します。
クリーニング業者も選ぶ
特に、
お掃除機能付き。
高機能機種。
などは構造が複雑な場合があります。
対応経験のある業者へ依頼します。
⑩ ドレンホースも確認
屋外にあるドレンホースの出口が、
泥。
草。
虫。
などでふさがれていないか確認します。
虫対策部品にも注意
ドレンホースへ防虫部品を付ける場合も、排水を妨げないよう定期的に確認します。
⑪ 長期間使わない部屋も確認
子ども部屋など、
ほとんど使わないエアコン。
でも、何年も全く動かさないのではなく、メーカーの案内に沿って状態を確認します。
⑫ 10年を超えたら修理・交換も意識
丁寧に使えば、
必ず20年使える。
というものではありません。
年数が経過したら、
故障状況。
部品供給。
修理費。
新機種への交換費。
を比較します。
よくある失敗例
「エアコンは壊れたら交換すればいい」
と思い、
フィルターもほとんど掃除しない。
室外機の前には物置。
異音も放置。
数年後に故障。
「高価なメンテナンスより、普段の掃除と設置環境が大切だった」
と感じた。
チェックポイント
- フィルターを清掃しているか
- 自動掃除機能を過信していないか
- 吸込・吹出口をふさいでいないか
- 室外機周辺を空けているか
- 落ち葉等を除去しているか
- 適切な能力を選んでいるか
- 水漏れがないか
- 異音を放置していないか
- ドレンを確認したか
- メーカーの取扱説明書を確認したか
まとめ
エアコンを長持ちさせる基本は、
フィルター清掃
+空気の流れをふさがない
+室外機周辺をきれいにする
+異常を放置しない
ことです。
そして新築時には、
必要以上に大きなエアコンを選ばないこと。
住宅会社へ、
「何帖用を付ければいいですか?」だけではなく、「この家の断熱・気密・窓性能を踏まえると、本当に必要なエアコン能力はどのくらいですか?」
と聞く。
エアコンは、買った後の掃除だけでなく、最初の選び方・設置場所からメンテナンスが始まっています。
















